取り組み

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地域の皆様に愛される安全で質の高い病院づくりに日々取り組んでいます

医療技術の向上に向けて

医薬品管理安全研修会を終えて 2014/11/10

11月7日に平成26年度の医薬品安全研修会を開催しました。
今年度のテーマは「知っておきたい! 話題の新薬と危険な副作用」ということで、「抗凝固薬」「糖尿病治療薬」「疼痛治療薬」「鎮静薬」「利尿薬」について、新薬の中でも当院での使用頻度が高くかつハイリスクな薬剤を中心に、薬理作用や処方目的、注意すべき副作用などについてお話させて頂きました。

医療の世界は日進月歩であり、新しい医薬品がどんどん登場しています。そして今回説明させて頂いた薬のように、使い方を誤ることで命にかかわる薬がいくつか存在します。さらに、開発段階では現れなかった副作用や、薬効からは想像できない副作用も発生することがあります。例えば、「糖尿病治療薬による湿疹」 や「鎮痛剤によるめまい・眠気」などがこれに該当します。

また近年、他院からの紹介患者数の増加や包括医療の拡大により、当院でも持参薬が積極的に利用されるようになっています。同時に、当院で採用していない新薬を使用する機会も増えてきています。
そのため私たち医療従事者は、薬の不適切な使用や副作用から患者様を守るために、薬によるトラブルを回避し、適切な使用・適切なモニタリングを行うためにも、常に新しい薬について継続的に学習を行ってい期待と思います。

薬剤科 田邊