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好きの集まる取組

元気ハツラツ教室2026 ~誤嚥性肺炎を防いで口からおいしく食べよう~を開催しました 2026/07/23

2026年7月18日、当院の地域交流コミュニティスペース「Motore」にて、「元気ハツラツ教室2026」を開催しました。

「元気ハツラツ教室」は、地域の皆さんを対象に毎月第3土曜日に開催している健康教室です。座学だけでなく体験も取り入れながら、楽しんで学んでいただける内容となっています。

今回のテーマは、「~誤嚥性肺炎を防いで口からおいしく食べよう~」。講師は当院の言語聴覚士が務めました。

当日は厳しい暑さにもかかわらず、12名の方にご参加いただきました。前半は飲み込みの仕組みや誤嚥(ごえん)について学び、後半は実際に体を動かしながら、ストレッチや喉の筋力トレーニングを体験していただきました。

前半の講義では、「フレイル」や「オーラルフレイル」について説明がありました。

フレイルとは、加齢などにより心身の働きが低下し、健康な状態と要介護状態の中間にある状態を指します。身体面だけでなく、心や社会とのつながりも含めて機能が低下すると、要介護状態へ進みやすくなるとされています。

また、「オーラルフレイル」は、お口の機能が衰え始めた状態のことです。「食事中にむせる」「食べこぼしが増えた」「硬いものが食べにくい」といった変化は、お口の機能低下のサインであり、全身の健康にも影響を及ぼすことがあると説明されました。

さらに、誤嚥とは、本来食道へ入るはずの食べ物や飲み物が気管へ入ってしまうことをいいます。咳をする力が弱くなると、気管に入ったものを十分に排出できず、誤嚥性肺炎につながることがあります。また、誤嚥は食事中だけでなく、睡眠中にも起こることがあるため注意が必要です。

姿勢も飲み込みに大きく影響

講座では、姿勢と飲み込みの関係についても紹介されました。

猫背になると顎が上がり、首が前に出やすくなることで、飲み込みに関わる筋肉が十分に働きにくくなり、誤嚥のリスクが高まることがあります。普段の姿勢を見直すことも、誤嚥予防の大切なポイントであることを学びました。

後半は、喉の筋肉を鍛えるトレーニングや、骨盤の後傾を和らげるストレッチを実際に体験していただきました。

参加者の皆さんは熱心に話を聞き、うなずいたりメモを取ったりする姿が多く見られました。

参加者からは、

「ストレッチをするときは、呼吸が止まらないように気をつけたいと思いました。」
「楽しく体を動かすことができました。」

といった感想も聞かれ、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていました。

今回ご紹介した体操の中には、首や体に負荷がかかるものもあります。高血圧の方や血圧の変動が大きい方、首や心臓に疾患のある方は無理をせず、体調に合わせて行うことが大切です。

今後も当院では、地域の皆さまが健康で安心した生活を送れるよう、医療・介護の視点から役立つ情報を発信してまいります。

ご興味のある方は、ぜひお気軽に「元気ハツラツ教室」へご参加ください。