取り組み
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西条北包括
誰もがつながれる地域へ~西条酒蔵通りラジオ体操の会~ 2026/10/03
西条酒蔵通り夏休みラジオ体操の会の代表鈴木さんを取材しました!
このラジオ体操は令和5年7月に代表者さんが体力の低下を感じたことがきっかけで始まりました。「夏休みの間だけでも身体を動かそうや」そんな気持ちで始めたラジオ体操。
当初は「夏休みだけ」「寒くなったらやめよう」と考えていたそうですが、「せっかくじゃけんもうちょっと続けようや」地域の方からの声掛けで自然と広がっていきました。コロナ禍で子どもたちのラジオ体操の場がなくなっていたことも再開を後押ししたそうです。
朝10分が地域をゆるやかにつなぐ
今回取材したラジオ体操の場では、子どもから高齢者まで幅広い世代の地域住民が自然と集まり、気軽に参加しています。特別なルールはなく、「来れる時に来る」という無理のないスタイルで続けられています。
参加者からは、「一人暮らしでも気にかけてもらえるので安心」「子どもたちから元気をもらえる」「顔を合わせるだけでもうれしい」といった声が聞かれました。日頃から顔を合わせることで、ちょっとした体調の変化にも気づきやすく、自然な地域での見守りや支え合いの場にもなっています。こうした取り組みは地域のつながりを育み、現在では他の地域にも広がっています。
東広島市の人口は緩やかな増加傾向にありますが、1世帯当たりの人数は減少傾向となっています。単独世帯については、2005年37.9%だったのに対し2020年には42.9%と上昇が続いており、全国平均よりも高い推移となっています。
日本の福祉施策の多くは家庭や職場・地域に「支え合い」の基盤があり、そこでカバーできない生活課題を制度で補ってきました。しかし、人口の減少に加え、超高齢化、核家族化、単身化が進み、人と人とのネットワークが低下する事で、孤独や孤立が進み悩み事や困りごとが周囲に気づかれない社会になりつつあります。
人と社会の関係性の希薄化は生活上の様々なリスクにつながっていきます。
現代社会では暮らしや生き方が多様化しています。支援する人・支援される人という一方向の関係ではなく、誰もが地域の中に役割やつながりを持てることも重要です。年齢や障害の有無、生活状況に関わらず、誰もが住み慣れた地域で自分らしく暮らしを続けるために地域全体で支え合うことを大切にしていきたいものです。
この内容は、当院の院外広報誌「はつらつ」69号に掲載しています。(P.13~P.14)