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西条北包括
まさか自分が⁉日常に潜む詐欺!~広島銀行 西条支店編~ 2025/06/30
「気づけば被害に⁉日常に潜む詐欺!」
全国の消費生活センターには、様々な消費者トラブルの相談が寄せられています。例えば、健康食品や化粧品の定期購入、太陽光の訪問販売や貴金属の強引な買取、屋根の無料点検をかたり高額な補修工事をせまられる、電話で強引な海産物を送りつけ販売する、施設入居権や不動産の名義貸しから解決金を要求されることなどがあります。特に高齢になるほど、訪問販売、電話勧誘、訪問購入の割合が高くなる傾向があります(独立行政法人国民生活センターR6.9.13公表)。被害にあっていることに気付かない、恥ずかしいから相談しないなどの理由から報告があがっていないケースもあり、実際の被害件数は何倍にもなることが予測されます。
高齢者が狙われる背景は様々な不安が関係していると考えられます。体の不調を治したいという「健康上の不安」、老後資金を増やしたいなどの「経済的な不安」、優しく話を聞いてくれるなどの「寂しさや孤独への不安」。このような心理に対し悪質業者は巧みな話術で近づいてきます。
詐欺被害にあわない対策として①きっぱり断る、②うますぎる話は疑う、③親切に惑わされない、④家の中に入れない、⑤個人情報を明かさない、⑥すぐ契約せず誰かに相談する、⑦日頃から悪質商法などの情報に関心を持つ。高齢者がいるご家族の方は、不審な人の出入りや心当たりのない名刺・請求書に目を配り変化に気づいてあげることが大切です。また、必要に応じて相談機関への連絡や対処法の相談、迷惑電話防止機器活用など普段から意識を高めておくことが大切です。地域での過ごし方では、近所の人やよく行くお店などでも、挨拶などコミュニケーションを図り、相談しやすい関係を作ることが有効です。地域全体で「温かく見守りあう=悪徳業者の嫌がる地域」にしていきましょう。
次ページへ続く▶日頃から近年の特殊詐欺や最近の被害状況に目を向け、地域で被害防止にご尽力されている広島銀行さんにお話しを伺いました!


