当院について

臨床工学科

臨床工学科

現在、臨床工学科の業務は医療機器保守点検、ペースメーカチェック、人工呼吸器業務、血液浄化療法業務、手術室業務、内視鏡業務、医療ガス関連業務を行っております。

1)医療機器保守点検

医療機器に対して定期点検、始業前終業後点検を行っています。定期点検では輸液・シリンジポンプを月1回、除細動器(2台)、AED(1台)を週1回、セントラルモニター(6台)を半年に1回行っています。また、始業前就業後を人工呼吸器、輸液・シリンジポンプに対して行っています。また、医療機器の不具合が発生すると臨床工学技士がチェックし、自前で修理可能であれば行い、そうでなければメーカーに依頼しています。

2)ペースメーカチェック業務

当院フォロー中の患者、または他院フォロー中で当院入院中の患者に対して半年、または必要に応じて3ヶ月、1ヶ月間隔で行っています。チェックはペースメーカの電池寿命や、ペースメーカが適切に動作する為の項目をチェックし、現在設定が適切であるかをペースメーカ担当医に報告し、必要であれば医師の指示の下設定変更を行っています。

3)人工呼吸器業務

人工呼吸器装着患者に対して使用中の点検を1日に1回行い、回路状態や人工呼吸器の設定が医師の指示と間違いないか、また患者の状態に合ってない設定であれば医師と相談し設定変更などを行います。

4)血液浄化療法業務

CHDFやCARTの回路組立、及び実施を行っています。

5)手術室業務

麻酔器の立ち上げ、及び腹腔鏡下手術時の機器の操作、トラブル時の対応を行っています。

6)内視鏡業務

上部内視鏡検査の機械介助に付き、機器準備、器械出し、洗浄等行っています。

7)医療ガス関連業務

医療ガスアウトレットの定期点検を使用頻度が高い所は1ヶ月に1回、使用頻度の低い所は4ヶ月に1回行っています。