取り組み

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地域の皆様に愛される安全で質の高い病院づくりに日々取り組んでいます

医療技術の向上に向けて

第2回 地域医療連携研修会が開催されました。 2016/10/29

10月25日(火)に、第2回 地域医療連携研修会『栄養障害を考える~みんなで支える栄養ケア~』を開催いたしました。院外17事業所等から26名、院内12名の皆様の参加がありました。

 研修会は2部構成で行われ、まず、NST専任医師である艮医師の挨拶の後、NSTメンバー(看護師・薬剤師・管理栄養士)による、①『日常生活における栄養スクリーニング』②『薬による影響』③『半固形化栄養剤について知ろう』④『口から必要な栄養を摂ろう』について講演いたしました。

 講演会後、患者さんが退院後の在宅へ戻って困られていることやそれを解決するための取り組みなど、在宅と病院の今後の連携を深めていくためのグループワークを5グループに分かれて行いました。予定時間を大幅にオーバーするほど、活発な意見交換が行われました。最後に行ったグループごとの発表では、様々な意見が出され、参加者にとって新たな気づきや知識を吸収できた研修会になったと思います。

 研修会終了後のアンケートでは、院外参加者26名のうち16名(介護保険関係者14名、その他施設等2名)にご回答いただきました。【当院に栄養サポートチームがあるのを御存知でしたか?】との問いには、『知っていた』が4名、『知らなかった』が12名であり、今回の研修会を機に、栄養サポートチームの活動を知っていただいたことは良かったと思います。また、【今後今回のような研修会があれば参加したいですか?】との問いには、『参加したい』が14名、無記入2名であり、継続的に参加したいとの意見が多数を占めました。

参加者からは、在宅と病院の連携に非常に有用な研修であったとの意見もありました。在宅と病院、お互いの理解を深め、顔の見える連携をとっていきたいとの思いより開催しました今回の研修会は、今後の連携強化のための意見交換の場をつくるきっかけにできたと思います。

地域医療連携室 岡田